マシン番長

「ネコの脳を模倣する」http://wiredvision.jp/news/200811/2008111122.html
普段研究で使うパソコンは計算がとても速い。小数点以下10位の割り算も何のその。6万行のテキストからの検索だってエンターキーを放すより早く結果が出る。人間が出来ない脅威の速度で処理が出来るって凄いな〜と思う。多くの研究で最終目標としてる人工知能とかは、そういう人が出来ない複雑な計算の繋ぎ合わせ組み合わせで実現出来るっていう風に考えられていて、上の文章読んでたら何かそれって矛盾してるような印象をフッと感じた。あまり理系的な思考では無いかもしれないけども、人間の処理能力以上のものを繋げて人間と同じ事が出来るようになるとは思えないんだよな〜。
だって一般の猫なんて2桁の計算も出来ないのに、猫の脳を再現出来たとしたらそのシステムでは2桁どころか100桁の計算だって一瞬で出来るだけの速さと処理能力が備わっているわけで、それはなんていうか「模倣した猫」と言ういうにはポテンシャルが高すぎるとおもうんだけどなあ。
人間にも勘とかあるし。たまに凄い計算できちゃう人いるし、意識的には本来持ってる能力の半分しか使えないとかあるけど、この場合半分どころか1%も使えてないじゃんていう。