全勝優勝ならず。でも優勝。

朝青龍は彼がどんな悪態をつこうがどんな批判があろうが応援してるんです。彼にはエンターテイメントの神が付いている。
今日は秋場所の千秋楽で朝青龍はここまで全勝。今日は一敗で追う白鵬との一騎打ちで、この一番で朝青龍が負けると白鵬と一敗でならんで最後にもう一番白鵬と相撲を取ることになる。
今場所中の朝青龍はずっと調子よく彼の持ち味である本番での強さを十分に発揮してきた。こういう本番にならないと真剣になれない所に愛嬌を感じてやっぱり朝青龍いいなーと思っていたのですが、それよりも、千秋楽の今日みたいな大事な一番で負けちゃって観客を盛り上げちゃう所がもっと良い。
白鵬に負けて、白鵬と一敗で並んだので優勝決定戦が行われたわけなんですが、し朝青龍が負けたら春ごろマスコミに取り上げられていた進退問題が再燃しそうで嫌だなーと思って僕はテレビの前で手に汗を握って見ていたんだけれど、白鵬との気合の入った取り組みの末結局朝青龍が勝ってあの子供みたいな笑顔を浮かべていたので、とてもホッとした。
朝青龍が強いうちにまた両国に見に行きたいなー。